【祝い金目当て要注意!】派遣会社経由で期間工になると面倒な7つの事とカモにしてくる3つの手段

みなさんこんにちは、たーみんです!
期間工の魅力といったら10人中8人くらいは、「高額な入社祝い金がもらえることである」と答えそうなくらい、祝い金というのは期間工を始めるうえでとても魅力的な制度の一つですよね。
私も祝い金を目当てに期間工を目指したうちの一人です。
そんな私が期間工になるために派遣会社を経由して応募をしたら、様々な手段でカモにされそうになったという実体験〔カモポイント〕と、派遣会社を経由するが故の面倒な手続き〔メンドウポイント〕を今回は紹介したいと思います。
次に該当する方は是非読んで参考にしていただきたいです。
- 期間工を派遣会社経由で応募しようとしている人
希望の期間工先が決まっていて、派遣会社からの祝い金が目当ての人- 応募してからどのくらいの期間で入社日が決まるか知りたい人
【追記:4月13日】令和3年4月1日から職業安定法に基づく指針が一部改正され、「祝い金」の名目で金銭を提供し、仕事の紹介をすることが禁止されたのを受け、4月13日現在、派遣会社からの祝い金はなくなっています。詳しくはこちらを参考にしてください。
※今回の内容はあくまでも私個人が体験した話であり、一般的にそのようなことがあるという事を謳っているわけではありません。そのことを理解したうえで読み進めていただくようお願いします
応募~入社までの流れ
まず初めに派遣会社へ応募してから期間工に入社するまでの大まかなプロセスと所要日数を説明したいと思います。
①派遣会社へ応募する
↓ 1日
②派遣会社での面接
↓ 7日
③派遣会社で選考通過後、期間工へ紹介の書類を提出する
↓ 4日
④期間工先で書類選考通過後、面接日が決定する
↓ 7日
⑤期間工先での面接
↓ 4日
⑥期間工先での選考通過後、入社日が決定する
↓ 28日
⑦入社
①~④が派遣会社とのやり取り、⑤~⑦が期間工先とのやり取りになります。
結論から言いますと、①~⑦《派遣会社応募~期間工入社》までの所要日数は51日(1ヶ月と2週間と2日)です。
一刻も早く期間工として働きたかった私からすると、予想より大幅に時間がかかってしまったと感じています。
しかし、これについては派遣会社を経由するデメリットの一つとして認識しておく必要があるでしょう。
そして、今回解説するのは①~④の派遣会社とのやり取りになります。
《派遣会社応募~期間工面接日決定》までの流れと詳細なやり取りについて、体験談を踏まえながら解説をしたい思います。
ここで先に言っておきますが、私から、派遣会社を経由して祝い金を獲得しようとしている人へ伝えたい事は
という事です。この記事で皆さんに一番伝えたいのはこのことです。
一体なぜなのか? それはこれからの解説で理解してもらえると思います。
ちなみに、私が期間工になるためになぜ派遣会社を経由したのかについては、また後日ブログに書きたいと思います。
⑴派遣会社への応募~派遣会社の面接(1日)
《派遣会社への応募~期間工会社の面接》まではたったの1日でした。
午前8時ごろにネットで応募を済ませたら、その日の午後12時に担当者から電話があり、最短での面接がその日の午後2時という事だったので速攻でその時間に予約をしました。
面接は1対1のWeb形式の面接で所要時間は約40分でした。
実際の面接内容については、ここでは言及しません。なぜかというと、ほかの期間工ブログで書かれている内容と大体一致するためです。
私がお伝えしたいのは注意点です。面接の際に注意して欲しいことがあります。
面接の初めにどのような目的で派遣会社を利用するのか、次の3つを提示されます。
- 派遣会社として派遣先会社への斡旋
- 紹介会社として期間工への紹介
- 1,2の両方
応募する派遣会社というのは、決して期間工への紹介だけを生業にしているわけではなく、ほかの派遣業と同じように様々な派遣先への斡旋も同時に行っています。
ここで担当者は、あなたが2を希望していると知っているにも関わらあず、何食わぬ顔で3で登録をしようとしてきます。一応どれに該当するかは聞かれますが、他にもお得な紹介先があるので、と言われ半強制的に3を選ばせようとしてきます。〔カモポイント1〕
ですが、希望している期間工が決まっている方は絶対に2の目的で利用していると伝えたほうが良いでしょう。
なぜかというと、ここで3を登録をしてしまうと、他の期間工の仕事をいくつか紹介され面接時間が無駄に延びます。〔メンドウポイント1〕
さらに、その紹介された期間工での雇用形態は派遣となるため、就労条件は希望先期間工と比べてかなり悪くなります。
特に希望先の期間工が決まっていない状態の人や、押しに弱い人は「担当者がそこを勧めてるならそこでいっか」とならないように、条件をよく見て判断するよう注意してください。
ちなみに私は、まんまと3で登録をしてしまいました。(;’∀’)
そのおかげで、祝い金少額、寮費光熱費実費、家具家電レンタル料あり、送迎バスなしといった、かなり劣悪な条件の期間工を提示されました。当然眼中にはありませんでしたが。
面接自体の注意点は以上です。
ただ、面接の最後に担当者にこのように言われました。
「面接は以上です。では社内選考を行い、その結果を後日お伝えします。」👩
〔メンドウポイント2〕
(ええ??社内選考??何それ?)
私はてっきり、このまま期間工へ書類送付をして、次に連絡が来るのは期間工の面接日についてかなと、考えていたので思わず再確認してしまいました。
👦「社内選考というのは、御社の派遣会社内で『期間工へ書類を送付するかどうかを選考する』という事ですか?」
「はい、おっしゃる通りです。」👩
👦「そうですか、承知しました。では、選考結果のご連絡はどのくらいの日数をみていればよいでしょうか?」
「1週間でお伝えできると思います。」👩
(1週間!そんなにかかるの?!)と思いながらも、そういう決まりなら仕方ないと、素直に従うことにしました。
以上で面接は終了しました。
が、面接後に、担当者とやりとりをするためにLINEを登録するのですが、実はここでも先ほど選んだ、3による弊害が発生します。
何かというと、一度断ったにもかかわらず再度、条件の悪い期間工の紹介をしてきます。しかも、希望する期間工のネガティブキャンペーンも含めて。〔カモポイント2〕
具体的には「希望する期間工の寮は一つの部屋がパーティションで区分けされていて、プライバシーがかけています。そのため生活騒音などで辞めていく方もいます。」と。
私が調べた限りでは、その期間工はどんなに古くても部屋と部屋は壁で分けられているという事を複数のブログ情報から得ていたので、(嘘までついて自分たちの行かせたい場所を勧めるのか)と一瞬思いましたが、情報はどちらが正しいのか定かではないので、そこについては触れずに、変わらず一貫した希望先の期間工を受けたいと伝えました。当然ですが、この時点でこの派遣会社に対する信用や信頼は半分以下になっていました。
これについては憶測にすぎませんが、もし面接の時点で2(紹介会社として期間工への紹介)を選択していれば、向こうもここまで他の場所をごり押ししてこなかったかもしれません。
ですので、もう一度言います。2(紹介会社として期間工への紹介)を選択したほうがよいでしょう。
⑵派遣会社の面接~派遣選考の結果連絡(7日)
《派遣会社の面接~派遣選考の結果連絡》は、先日の面接の通り、1週間でしたが、実はこちらから連絡を入れた結果の日数です。待っていたらさらに延びていた可能性があります。〔メンドウポイント3〕
その日は夕方まで、連絡を待っていましたが一向に来る気配がなかったので、しびれを切らしてこちらからLINEで連絡を入れたところ向こうからすぐに電話がかかってきて、このように言われました。
「選考の結果、たーみんさんは初めての期間工という事もありますので、希望先の期間工ではなかなか採用されるのは難しい状況だと思います。
また、一度その期間工に応募して不採用だった場合、しばらくの間は受けることができない状態となってしまいます。
ですので、先日ご紹介させていただいた期間工へ応募して、経験を積んでから、希望される期間工へ応募されたほうが良いと思います。」👩
〔カモポイント3〕
それを聞いた瞬間、この派遣会社を通しては希望する期間工への応募は不可能だなと感じました。
なぜなら、何人もの人を期間工へ送り出した人たちが1週間も選考に費やした結果の判断だからです。しかもこの期に及んで、まだ自分たちが勧める期間工先を推すのか、と呆れていました。
話し半分で聞いていたら、続けてこのような事を言われました。
「ですがもし、それでも受けたいという気もちがおありでしたら、受けれないこともありませんが・・・」👩
👦「いえ、結構です。ご丁寧に対応していただきありがとうございました。そちらがご紹介していただいた期間工先へは検討させていただき、機会がありましたらこちらからご連絡差し上げます。ありがとうございました。」
「そうですか。また何かご不明な点がございましたらご連絡ください。」👩
その時の私は、すでに他の派遣先から応募をしようと考えていたため、今の派遣会社にもう用はないと思い、電話を切ってしまいました。
また一からやり直しか、と電話を切った後考えていましたが、また履歴書を作って、面接をしてと、何日もかかって応募をするのは面倒だし、また受けられない、と二の舞になるのだけは嫌だと思っていたのに加えて、「受けようと思えば受けられる」というよくわからない説明が頭に残っていたので、一か八かでお願いをしてみようと思い、LINEで連絡を入れました。
そうしたら難なく受けることができると言われました。
「分かりました!たーみんさんの熱い気持ちが伝わってきました!こちらから紹介をあげるので詳細は明日ご連絡いたします。」👩
この時の感情は、とりあえず受けることができる安心感と、受けることができるんだったらなんで1週間も社内選考などという無駄な時間を使ったんだという疑問と怒りの感情がありました。
しかし、ここまで来たら変な情は入れずに、徹底的にこの派遣会社を利用して、何としても希望する期間工に入社しようと決心しました。
⑶期間工への書類提出~期間工先の面接日決定(4日)
《期間工への書類提出~期間工先の面接日決定》までは4日かかりました。
前の章で、担当者が最後に「期間工への紹介について明日連絡をする」と言っていたにもかかわらず、次の日になっても何も連絡をしてきませんでした。〔メンドウポイント4〕時間がかかると断りの連絡を入れるならともかくです。
さらに次の日に、こちらからLINEで連絡を入れたところ、連絡をしなかったことに対して謝罪もなく、いきなり
「期間工先での選考前に履歴書の対策が必要なので、志望動機を簡単に教えていただけますか。」👩
〔メンドウポイント5〕
さすがにこれはイラっとしました。連絡しなかったことに対して何の説明もなかったことと、志望動機についてはすでに面接の際に提出をしているからです。
ですが、いちいち指摘していては、ただ私の入社日が遅れていく一方だし、期間工に入ってしまえばこちらの勝ちなので、ここについても流してやり過ごしました。
ちなみに、担当者が述べていた履歴書の対策に関しては、前職の退職理由や志望動機などを無難なものに変更するだけです。私の場合、退職理由はスキルアップのため、志望動機は福利厚生がしっかりしている、になりました。面接対策についても同様で、履歴書に合わせた内容で話せるようにするだけです。
そして最後に、期間工の面接日についてこのように聞かれました。
「面接日については第二希望まで決めていただきたいので、お送りするURLをご確認の上、希望日を決めてください。」
送られてきたURLを確認すると、希望する期間工のHPに飛び、直接採用の面接可能日一覧が表示されました。
ここで私は少し驚きました。というのも、派遣会社経由で期間工の面接を受ける際は、直接採用のスケジュールとは別途で設けられていて、そこから希望日を選択するものだと思っていたからです。ですので、これについても確認をしました。上記の内容という認識だったが、そうではないという事かと。
すると今度はとても驚く返事が返ってきました。
「弊社からの紹介によって受ける方々には、別途面接日が用意されているという認識で合っていますよ。直接採用のスケジュールとは異なります。」👩
〔メンドウポイント6〕
だとしたら、どうしてわざわざ直接採用のスケジュールを提示してきたんですか????
もうここまできたら、訳が分かりませんでした。次第に祝い金をもらえるのかすら怪しく感じてしまいました。
とにかく早く面接を受けたかったので、最短日で面接を受けたいと伝え、最終的には4日後に面接日が決定しました。
以上が、派遣会社との面接日決定までのやり取りになります。
まとめ
派遣会社経由だと、どのくらいの日数がかかり、どのようなやり取りを行ったか参考になりましたでしょうか。
〔カモポイント〕と〔メンドウポイント〕
ここでこれまでの〔カモポイント〕と〔メンドウポイント〕をまとめてみましょう。
〔カモポイント〕
- 他の派遣先を紹介しようと、半強制的に「派遣先への斡旋を目的とする」を登録させようとする
- 希望する期間工のネガティブな情報を伝え、一度断った条件の悪い期間工を再度紹介してくる
- 希望する期間工への応募が可能にもかかわらず、不安要素を伝え、再び断った案件を紹介してくる
〔メンドウポイント〕
- 興味のない案件を紹介され、面接時間が延びる
- 謎の社内選考が1週間ある
- 伝えられた期限内に連絡が来ない
- 伝えられた期限内に連絡が来ない②
- 志望動機を再度要求され、二度手間
- 謎の面接希望日のスケジュール確認
伝えたかったこと
最初に皆さんにお伝えした、
この意味が分かりましたか?
派遣業というのは、人間を商売道具にして初めて成り立つ仕事です。
当然、派遣会社の人たちは、自分たちの行かせたい派遣先へ行かせるために言葉巧みに勧誘をしてくるでしょう。そこでしっかりと自分の意思を持っていないと、本来イメージしたものとはかけ離れた条件の場所で働くことになってしまいます。
こちら側としても、あくまで派遣会社は「踏み台として利用する」といった気持ちで挑まないといけないです。
(派遣会社で働く人もノルマがあって、精一杯仕事をしているのでしょうが・・・。)
また、次の2つに関しては期間工に限らず、相手先の人とやり取りするうえでかなり重要であると身をもって感じました。
- 相手からの連絡や結果を待つ際は、必ずどのくらい時間を要するのか聞いておく
- 自分の認識と違うことがあった場合は、曖昧なままにせず認識のすり合わせを行う
さいごに
今回は①~④が派遣会社とのやり取りについて詳しく解説しましたが、⑤~⑦の期間工先とのやり取りについても詳しく解説しています。
期間工での面接でとんでもないやらかしをしてしまったので、みなさんへの注意喚起としてまとめています。是非ご覧ください。
さいごまでご覧いただきありがとうございました!!感謝!感謝!
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