【トヨタ期間工の給料内訳徹底解説!】給与明細に書いてある「深夜勤務手当」や「時間帯手当」って結局どういうものなの?

【トヨタ期間工の給料内訳徹底解説!】給与明細に書いてある「深夜勤務手当」や「時間帯手当」って結局どういうものなの?

みなさんこんにちは、たーみんです!

雇用されて、働いたことのある方なら正社員、期間工問わず、必ず一度は給与明細をもらっていると思います。

皆さんはその明細に書かれている給与の内訳について、理解できていると自信をもって言えますか?意外と曖昧なまま放置しているのではないでしょうか?

という事で、今回はトヨタの期間工の実際の給与明細の内訳について、分かりやすく解説したいと思います。手当の意味や、時給ベースだといくらになるのか、実はこれを知っておくだけで効率の良い働き方ができるんです。

ちなみに、今回は毎月の給料について取り上げますが、下の記事では満了金、祝い金の解説や毎年の年収について取り上げています。満了金の意味3年満了時の総額について知りたい方は、こちらもぜひ参考にしてください。

 

 

それでは実際に解説していきます。

給与明細内訳一覧

今回解説するのは以下の4つの内訳です。手当の意味について、先に結論から伝えますと、

  • 基準賃金等・・・所定勤務時間(7時間35分)に対して支払われる手当
  • 超過勤務手当・・・所定勤務時間(7時間35分)を超過して働いた時間に対して支払われる手当
  • 深夜勤務手当・・・PM10:00~AM5:00の間に働いた時間に対して支払われる手当
  • 時間帯手当・・・PM5:20~AM8:00の間に働いた時間に対して支払われる手当

となります。詳しく見ていきましょう。

基準賃金等

基準賃金等は日給と出勤日数によって決まります。計算式は以下の通りです。( )内は単位です。

これについてはほとんどの方が、理解できていると思います。

 

超過勤務手当

超過勤務手当とは、所定勤務時間(7時間35分)を超過して働いた時間に対して支払われるものです。いわゆる残業代です。

これは、超過勤務時給と超過勤務時間によって決まります。計算式は以下の通りです。

 

 

ここで注意しないといけないのは、「基準賃金等」とは違い、時給で算出をしているところです。

なぜかというと、「超過勤務手当」は時間に応じて支給されるからです。

 

日給の場合は所定勤務時間が実働7時間35分と定められていますが、残業時間というのは毎月必ず変動しますよね。ですので、日給を時給ベースに換算して計算する必要があります。

 

また、労働基準法により所定勤務時間を超過する場合は、算出した時給に対して割増率を適用しないといけません。よって、超過勤務時給は以下の通り求められます。

 

 

労働基準法によると、時間外労働に対する割増率は25%ですが、トヨタの場合はなんと30%になるのです。皆さん知ってましたか?

 

深夜勤務手当

深夜勤務手当とは、PM10:00~AM5:00の間に働いた時間に対して支払われるものです。

これは、深夜勤務時給と深夜勤務時間によって決まります。計算式は以下の通りです。

 

 

考え方は「超過勤務手当」と全く同じで、日給を時給ベースに換算し、深夜の割増率を適用させることで求まります。深夜勤務時給は以下の通り求められます。

 

 

実は、深夜の割増率についても、労働基準法では25%なのに対して、トヨタでは30%なんですよ。

 

時間帯手当

時間帯手当とは、PM5:20~AM8:00の間に働いた時間に対して支払われるものです。

これは、時間帯勤務時給と時間帯勤務時間によって決まります。計算式は以下の通りです。

 

 

考え方は「超過勤務手当」、「深夜勤務手当」と全く同じですが、割増率が25%と少し減ります。

時間帯勤務時給は以下の通り求められます。

 

 

具体例

ここまで読んで、「具体的な数字で示してくれなきゃ分かんないよ」とお思いの方、お待たせしました!

実際に数字を当てはめて計算をしてみましょう。今回はトヨタ期間工のHPに掲載されている月収例をもとに計算をしたいと思います。

 

出典:トヨタ期間工HP

 

先ほどの計算式に数字を当てはめて、それぞれの手当の計算結果が、画像内の金額と一致していれば、正しい算出方法という事が分かります。

  • 基準賃金等

日給10,000円×出勤日数21日210,000円

  • 超過勤務手当

(日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間×割増率1.30)×超過勤務時間20時間34,290円

  • 深夜勤務手当

(日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間×割増率0.30)×深夜勤務時間35時間13,850円

  • 時間帯手当

(日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間×割増率0.25)×時間帯勤務時間78.25時間25,800円

 

しっかり数字が一致しましたね。

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比較

次は、いろいろな観点から、手当の比較をして、1直(日勤)と2直(夜勤)ではどちらのほうがいくらお得になるのか、そしてどの時間帯が一番時給が高くなるのか、求めてみましょう。

結論から先に言いますと、それぞれの手当を時給換算すると

基準賃金等時給=1,318.74円

超過勤務時給=1,714.36円

深夜勤務時給=395.62円

時間帯勤務時給=329.68円

と、なります。

 

また、1直と2直を比較すると、2直のほうが1直より3,615.62円お得であるという結果になりました。

 

そして、時給が一番高くなる時間帯はそれぞれ、

1直:6:25~8:00(時給換算 1,648.42円

2直:24:40~26:10(時給換算 2,439.66円

※日給10,000円、残業1時間30分として計算

という結果になりました。

詳細について見ていきましょう。

 

時給換算

まずは、それぞれの手当を時給換算します。

  • 基準賃金等時給

日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間1,318.74円

  • 超過勤務時給

日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間×割増率1.301,714.36円

  • 深夜勤務時給

日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間×割増率0.30395.62円

  • 時間帯勤務時給

日給10,000円÷所定勤務時間7.583時間×割増率0.25329.68円

 

1直(日勤)・2直(夜勤)

次に、実際に1直時と2直時に発生する1勤務当たりの給料を時給で計算し、同じ出勤日1日でもどちらがどれだけ得をしているのか、確認してみます。ここでもトヨタ期間工のHPに掲載されている1日の勤務スケジュールを元に計算をしていきます。

 

 

出典:トヨタ期間工HP

 

 

ここでは、1直、2直それぞれを上記画像の数字①~④+残業時間1:30の五つのセクションごとに給料を割りだし、比較をしたいと思います。

 

1直時

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①6:25~8:30(2時間05分)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に2時間05分、時間帯勤務時給に1時間35分(6:25~8:00)です。

基準賃金等時給1,318.74円×2.083時間=2,746.94円

時間帯勤務時給329.68円×1.583時間=521.88円

計3,268.82円

②8:40~10:40(2時間)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に2時間です。

基準賃金等時給1,318.74円×2時間=2,637.48円

計2,637.48円

③11:25~13:25(2時間)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に2時間です。

基準賃金等時給1,318.74円×2時間=2,637.48円

計2,637.48円

④13:35~15:05(1時間30分)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に1時間30分です。

基準賃金等時給1,318.74円×1.5時間=1,978.11円

計1,978.11円

⑤15:05~16:35(1時間30分)

このセクション内で該当する手当は、超過勤務時給に1時間30分です。

超過勤務時給1,714.36円×1.5時間=2,571.54円

計2,571.54円

よって、1直の1日当たりの給料は13,093.43円となります。

 

2直時

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①16:00~18:05(2時間05分)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に2時間05分、時間帯勤務時給に45分(17:20~18:05)です。

基準賃金等時給1,318.74円×2.083時間=2,746.94円

時間帯勤務時給329.68円×0.75時間=247.26円

計2,994.20円

②18:15~20:15(2時間)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に2時間、時間帯勤務時給に2時間です。

基準賃金等時給1,318.74円×2時間=2,637.48円

時間帯勤務時給329.68円×2時間=659.36円

計3296.84円

③21:00~23:00(2時間)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に2時間、深夜勤務時給に1時間(22:00~23:00)、時間帯勤務時給に2時間です。

基準賃金等時給1,318.74円×2時間=2,637.48円

深夜勤務時給395.62×1時間=395.62円

時間帯勤務時給329.68円×2時間=659.36円

計3692.46円

④23:10~24:40(1時間30分)

このセクション内で該当する手当は、基準賃金等時給に1時間30分、深夜勤務時給に1時間30分、時間帯勤務時給に1時間30分です。

基準賃金等時給1,318.74円×1.5時間=1,978.11円

深夜勤務時給395.62×1.5時間=593.43円

時間帯勤務時給329.68円×1.5時間=494.52円

計3,066.06円

⑤24:40~26:10(1時間30分)

このセクション内で該当する手当は、超過勤務時給に1時間30分、深夜勤務時給に1時間30分、時間帯勤務時給に1時間30分です。

超過勤務時給1,714.36円×1.5時間=2,571.54円

深夜勤務時給395.62×1.5時間=593.43円

時間帯勤務時給329.68円×1.5時間=494.52円

計3,659.49円

よって、2直の1日当たりの給料は16,709.05円となります。

 

これらの結果をまとめると次の表になります。

1直と2直を比較すると、2直のほうが1直より1勤務当たり3,615.62円稼ぐことができるという事が分かりました。

 

また、一番時給が高くなる時間帯(ゴールデンタイム)はそれぞれ

1直:6:25~8:00(時給換算 1,648.42円) ①セクション内に相当

2直:24:40~26:10(時給換算 2,439.66円) ⑤セクション内に相当

となりました。

 

しかし、今回は、日給10,000円残業1時間30分の条件のもとで計算した結果となります。日給や残業時間が異なると当然、結果も変わるので注意してください。

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まとめ

給料内訳についてまとめると以下の通りになります。

基準賃金等(時給換算:1,318.74円)

所定勤務時間(7時間35分)に対して支払われる手当

超過勤務手当(時給換算:1,714.36円)

所定勤務時間(7時間35分)を超過して働いた時間に対して支払われる手当

深夜勤務手当(時給換算:395.62円)

PM10:00~AM5:00の間に働いた時間に対して支払われる手当

時間帯手当(時給換算:329.68円)

PM5:20~AM8:00の間に働いた時間に対して支払われるる手当

1勤務当たりの給料は2直のほうが1直より3,615.62円お得になる

1直、2直それぞれのゴールデンタイム

1直:6:25~8:00(時給換算 1,648.42円)

2直:24:40~26:10(時給換算 2,439.66円)

※日給10,000円、残業時間1時間30分として計算

 

いかがでしたか?

今まで2直に有給や欠勤をしてしまっていた人は、実は約3,600円も無駄にしてしまっていたという事です。3,600円あれば、アサヒスーパードライ500ml(1本税込274円)が13本も買えてしまいます!また、2直の場合には積極的に残業をしてみるのもいいかもしれません。そうすることで給料UPは間違いありません。

このように、数字として明確にすることで、どのような行動をとれば、効率的に仕事ができるのかが分かります。

是非一度、皆さんの給与体系で、どの時間がゴールデンタイムになるか確認してみてください!

そうすることで、仕事に対してのモチベーションが上がるかもしれませんよ!

以上です。ありがとうございました!