【FIRE】プラン
みなさん、こんにちは!たーみんです。
ここではFIREまでの具体的なプランについて確認しておきたいと思います。
頭の中にあるプランをしっかり文字として残しておくことで目標を明確にできますし、自分自身のモチベーション維持にも繋がります。
ちなみにFIREを目指すに至った経緯は「プロフィール」に記載しています。是非こちらもご覧ください。
FIREとは何か?
ここで改めて【FIRE】とは何か、再確認しておきましょう。
【FIRE】(Financial Independence – Retire Early) ・・・経済的自立による早期リタイア
要するに、経済的に老後まで働かなくても十分に生活できるだけの資金を蓄えようということです。
よく勘違いされるのが「早期リタイア」という言葉を聞くと、会社を辞めて労働をしないで過ごすというイメージをされる方が多いと思いますが、実際は生活のための労働から解放されるというだけで、自分の本当にやりたいことを仕事として続けるという事も可能です。
私は働くの嫌ですけど。
FIREまでにいくら必要か?
では、働かないで生活を続けるにはいくら必要でしょうか。計算をしてみました。
先に結論から言いますと、計算上は3000万円あれば、FIREを達成できると考えています。
根拠は引きこもり時代の生活費です。
プロフィールをご覧になった方はご存知かと思いますが、私は前職を退職してから1年間引きこもり生活をしていました。
当時から家計簿の記録をしていて、自分が1ヶ月生きていくための必要最低限度の金額が約10万円であるという事が分かっていました。
ここで、当時の生活費の一例を挙げたいと思います。
(引きこもりに交通費があるのはおかしいだろ。)👥
👦(ラーメンが大好きでかなりの頻度でラーメン屋に足を運んでいました。🍜)
我ながら生活費をここまで抑えられるのは結構凄いなと思いました。
当時はあまり意識して節約をしようとは考えていない状態でこの生活水準だったので、10万円もあれば無理なく毎月生活していくことが可能であると思っています。
ですが単純に3000万円貯めただけでは、月10万円で生活したとしても25年で資金が底をついてしまいます。
そこで必要になるのが投資です。投資にもいろいろな方法がありますが、今回はインデックス投資と呼ばれる投資法を元に話を進めていきます。
一般にインデックス投資は年利4~6%程度であるといわれているため、この3000万円を投資資金として年利4%で運用することで、毎年120万円、毎月10万円の収入が入り、晴れて【FIRE】達成となるわけです!
ここまで読んで3000万円という金額に
「3000万円なら自分もいけそう・・・!、早く3000万円まで貯めるプランを知りたい!」
「生活費がもう少しかかるけど、それでも頑張れば達成できるかも・・・!」
と、思った方が少なからずいるのではないでしょうか?
うまい話には裏がある、ではないですが3000万円でFIREを達成させるにはいくつか条件があります。
条件1:投資で必ず年利4%以上を達成しなければならない
先ほどは、単純計算で年利4%でFIRE達成といいましたが、実際はそこから先にかなり問題があります。
大前提として投資に絶対はありえません。
先ほど示したインデックス投資の利回りについても、あくまで今までの運用成績の結果であり、これから先も同じだけの利回りで運用できるとは限りません。
万が一資金が減ってしまった場合に、現金として、ある程度保有しておく必要があるでしょう。また、税金の支払いも必要になるため実際はもう少し資金を蓄えないといけないと思います。
条件2:一生涯独身で過ごさなければならない
月10万円で暮らしていくには、一人暮らしを続けることでしか維持できません。
結婚して家族ができ、子供が増えたら家賃や食費は上がり、さらに教育費などが必要になります。とてもじゃないですが月10万円では家族を養うことなどできません。
「一生涯独身でも大丈夫だ」という人は、それで良いかもしれませんが、親の老後の介護費なども場合によっては必要になることもあるでしょう。
やはり3000万円は少し厳しいのかもしれません。
とはいうものの、こうして具体的に数字を出すことで、ある程度最低限の必要額がわかると思います。
FIREまでに何をするのか?
ここまで、FIREまでに少なくとも3000万円以上必要だという事は分かりました。
しかし、いきなり3000万円を目指すにはハードルが高いので、中期的な目標を掲げたいと思います。
まずは20代で1000万円まで増やす事です。これといった理由はありませんが、キリがいいので1000万円を中期目標に立てたいと思います。
期間工
FIREを目指すといっても、最初のステップでは労働は避けて通れません。
方法の一つとして、また正社員で働き始めて、コツコツと貯めていくという考えがありましたが、以下の理由で、すぐに正社員になって働くのは正直厳しいと感じました。
- 就職活動するうえで、前職を一年で退職していることで印象が悪く、仕事が見つかりづらい
- そもそも今現在、仕事ととしてやりたい事がない、正社員として続けていける気がしない
- 焦って仕事を探して、ミスマッチを起こしてしまう
- 前職と同様に、人間関係ですぐやめてしまう可能性がある
そこで考えついたのが期間工という働き方です。
メリット・デメリット
まずは、期間工として働くことにどんなメリット・デメリットがあるのかをまとめました。
メリット1:すぐに働き始めることができる
正社員として働くにあたって一番ネックになるのは就職活動ですよね。一社ごとに志望動機や活かせるスキルを考えるなど、準備自体に時間がかかりますし、そこから内定をもらうまでにもかなりの時間を費やします。
ですが期間工の場合、一番重要なのは健康面と体力面です。雇用する側も単に労働力としてしかみておらず、これといったスキルがなくても働くことができるので、職歴や学歴も問われません。実際、私は応募してから1ヶ月半で働き始めることができました。そのような点から、期間工はすぐに働きたい人にとっては良いかもしれません。
メリット2:同年代と比較して年収が高い
下記の表とグラフは、20代の平均年収をまとめたものです。
男性の平均年収は、年齢が上がると共におよそ300万円~400万円台前半まで右肩上がりで増加します。そして20代全体の男性の平均年収は371万円となることが分かります。
2021年4月現在、私たーみんの年齢は24歳です。ここで、24歳~26歳までの期間工を3年満了した場合の年収と、上画像の男性の平均年収を比較してみましてみました。
※期間工の年収をシミュレーションするにあたっては、トヨタ期間工HPの月収例をもとに算出しました。詳細はこちらで行っているので、興味のある方は是非ご覧ください。
いかがでしょうか。圧倒的な年収差です。
年収だけで比較すると、若ければ若いほど期間工のほうが稼げます。さらに、3年間の合計の差額が、大体平均年収分と同じぐらいの356万円であるという事は、1年分の年収を期間工のほうがプラスで稼いでいるというわけです。
今、期間工になろうか迷っている人は、今すぐ期間工になるべきです!(・・・とまでは言いません。)
メリット3:生活費がかからない
生活するにあたって、一番の割合を占めるのが家賃ですが、期間工は家賃が無料!さらには水道光熱費まで無料!
前述した年収の多さだけではなく、支出もしっかり押さえることができるのが期間工のすごいところです。(しっかりお金の管理はする必要があります。)
すなわち、その余剰資金を投資に回すだけの十分な金額を確保できるという事です。
私と同年代で正社員として働いている人は、投資どころか、貯金すら難しいという人がかなりいるのではないでしょうか。
メリット4:正社員登用がある
トヨタでは他のメーカーと比較して、積極的に正社員登用をしています。
過去2015~2019年までの正社員登用実績は次のようになります。
この期間の推移をみる限り、年々登用人数は減少しており、正社員になることは決して楽ではありません。しかし、20~30代の若い人ほど登用される傾向にあるようなので、可能性としては十分にあり得ると考えています。
正社員となれば、年収も大幅に上がり、FIREまでの期間も短縮されるでしょう。
続いて、デメリットについてです。
デメリット1:年収が頭打ち
先ほどの20代で比較した場合は、期間工のほうが年収が高いという結果でしたが、大体400万円台後半で推移し、それ以上は年収は上がりません。一方で、平均年収は年齢を重ねるごとに上昇していき、30代後半あたりで年収は逆転されます。
400万円台後半でも年収としてはかなり良い水準ですが、期間工は体力的にも年齢を重ねるごとに、どんどん辛くなってくるでしょうから、何十年も働き続けることはあまりいいこととは言えないと考えています。
デメリット2:雇用が安定しない
これについては言うまでもないと思います。
契約更新は半年に一回ありますが、最悪の場合、会社側から契約更新を断られる可能性は十分にあります。
会社側から切られたという情報は今のところありませんが、安心できるわけでもありません。
デメリット3:スキルが身につかない
仕事というのは基本的に、給料とスキルがお互いに比例して増加していきますが、期間工というのはスキルを給料に予め全振りさせた、とても偏った仕事です。
給料はそれなりにもらえますが、目的がないまま働き続けた人は、いざ期間工を辞めたときには何も残っていないという事になりかねません。
私は以上の事を踏まえたうえで、期間工で働くという選択をしました。先述した通り、期間工は早ければ早いほど、同年代と比べて稼げ尚且つ支出も抑えられます。
お金を稼ぐことが、生活するための手段でしかない私にとって、会社で培えるスキルはあまり重要ではありません。
極論、死ぬときに後悔しない生き方をしたいのです。
ですので、【FIRE】達成の足掛かりとして期間工で働くことに決めました。
3年でどのくらい稼げるのか
もうお気づきの方がいると思いますが、実は期間工は年収ベースで考えると3年(正確には2年11か月)で優に1000万を超えて稼ぐことができます。
「それなら3年働いてクリアじゃん・・・!」
というわけではありません。ここから税金や、生活費が引かれて大体900万円ほど残るのですが、この900万円も一切贅沢をしないで貯めた場合の金額なので、実際は800万円代が資産として残る計算になります。。
つまり、期間工で3年働いただけでは目標の保有資産1000万円には到達できません。
そこで副業としてブログを運営することで、もう一つの収入の柱にしようと考えました。
ブログ
期間工で3年働くだけでは、1000万円に到達するのは厳しいと感じているため、それとは別に副業という形でブログに挑戦をしています。どうせ1000万円を貯めるなら、それまでの過程をすべて記録として残して、同じくお金を貯めようとしている人に少しでも参考になればいいなと思い、始めました。詳しい運営方針は【「たーみん期間誌」とは】をご覧ください。
実際、このブログに関してはどれだけ収入として入るかは全くの未知数です。ただ給料と運用成績を載せるだけではなく、他に読者が求めているニーズに合わせて様々な記事を載せていくことも考えています。
投資
一番大事なのが投資です。なぜならFIREを維持するためには、労働に頼らずに継続的にお金を増やし続ける必要があるからです。
投資スタイルとしては、投資信託のインデックス投資を中心に、おまけで米国個別株を少額で運用しようと考えています。投資の王道である「長期・積立・分散」を意識して、ポートフォリオを組んでいます。
投資に関してはまったくの素人なので、まずは勉強がてら運用を行いたいと考えています。なので、具体的な銘柄などについては、後日まとまり次第ブログに書きたいと考えています。とにかく長期で焦らず運用しながら、年利4%を目指したいと思います。
まとめ
ここまでダラダラと書き連ねてしまい、「いまいち何がしたいのか分からない」という方、ごめんなさい!
具体的なプランと言いながら正直、自分でもどこまで詳細にプランを練ればいいのか分かっていないところがあります。ですが、軸としては期間工で労働収入を得ながら、副業でブログを行い、できた資金を投資に回す。
これをすることで、FIREを目指すという事です。
少しずつですが、着実に頑張っていこうと思いますので、ぜひ応援お願いします。